【ザ・ノンフィクション】物議を醸し出したヒッピー風の若者ミサトの回、観た?

こんにちは、むらりん(@murarin_30)です。
実は、絶賛コロナ自宅療養中の私。
10日も家に引きこもることになって、暇でどうにかなりそうっっ!!

と、思っていたのですが、今日のザ・ノンフィクション、個人的には結構心を揺さぶられました。
「彼女が旅に出る理由 ~すれ違う母と娘の行方~」という回の放送だったんですけど、何者にもなることができない不器用な女性の生き方にとっても共感したからです。

「働くことに意味を見出せない」と軽バンで旅に出る28歳の女性、ミサトさん。

暇だからとつけたテレビでしたが、いつの間にか見入っていました。

むらりん

人生をもがきながら試行錯誤している人って、なんか美しいじゃないですか?

番組の内容

あらすじ

彼女が旅に出る理由 ~すれ違う母と娘の行方~(2022年8月21日放送)

都会の生活に疲れ、お金に縛られない自由な暮らしに憧れる娘は、定住先を見つけるための旅を始めたという。しかし、その生き方が全く理解できず、旅を辞めて働くべきだと言う母…互いの意見をぶつけ合うが、話は平行線をたどる。

旅先で購入した“軽バン”に乗り、気の向くままに全国を旅して回る28歳のミサト。東京の専門学校を卒業後、有名老舗ホテルに就職するも、人間関係に折り合いが付かず退職。その後、勤めたベンチャー企業でも、働く意味が見つけられなかった。これまでの人生をリセットするべく、旅に出たのが、27歳の時。訪れる先で出会う、新たな価値観に心を揺さぶられ、理解し合える仲間も増えていったミサト。旅をすることで自分の生き方に少しずつ自信が芽生える一方で、旅の資金80万円はどんどんと減っていき、残りは5万円…都会で働き、お金に縛られて生きるよりも、自由な旅を続けて、心の豊かさを大事にしたいミサト。そんな生き方を母にも理解してもらいたいと、旅の道中で立ち寄る実家で、母と話し合うのだが、堅実に生きる母とは一向に折り合いがつかない。心配ばかりする母に強く反発し、ミサトはまた旅に出る…

フジテレビ公式HPより

主人公のミサトさん

ミサトさんのTwitter
むらりん

ちょっと鈴木紗理奈さんに似てて美人さんですよね!

ドレットヘアーにヒッピー風のファッションの彼女は、全身で「旅人」を表現しているように見えました。

印象に残っているシーン

ミサトさんが、「会社に飼いならされるのはもう嫌だ」と口にしているシーンがありました。

むらりん

お金のために心を殺して働くよりも、少ないお金でも心がハッピーな生き方がしたいと言っていましたね。

これ、多くの人が共感したのではないでしょうか?
私もこの部分は心がザワザワしながら聞いていましたよ。

幸せに生きたいだけなのに、社会はどうでもいいことが複雑に絡み合って、なかなか生きにくいじゃないですか?
だから、ミサトさんがいたってまともに見えたんですよね。

世間の反応は…

非難されているシーン

むらりん

私の感想とは裏腹に、世間の意見は厳しかった!

「旅なんかせずに定職に就いて地道に働け」という母に対して、「自分の好きなようにやりたい!」と食ってかかる娘。

遅い反抗期みたいな反応を見せるミサトさんだけれど、月々のスマホ代などを母に出してもらっていると分かるシーンがありました。
そして、旅と言いながら実家にちょくちょく帰ってきて、お金や食料も受け取っていました

また、番組の終わりには、お金が尽きて働かせてもらうことになったネギ農家さんの仕事もすぐに辞めてしまったという下りもありました。

Twitterでは大炎上

視聴者A

ケータイ代くらい自分で払ってから偉そうなことを言え!

視聴者B

みんな辛くても汗水垂らして働いているんだ!
考えが甘すぎる!

視聴者C

ネギ農家すぐ辞めるオチは草!

確かに、私も観ていて、心の中で同じようなことを突っこみたい気持ちはありました。
「恵まれているからできるのだ」と。

でも、こんなに面白い回なのに、そこに惑わされるのはもったいない気がしました。

そもそも人生自体が旅じゃないか!

自分の疑問に素直に向き合うことはできているか?

「なんで働かなければいけないんだろう?」

そう思ったことはないでしょうか?

むらりん

私は1日2億回くらいは思っているな!

  • 働かなかったら具体的にどうなるのか?
  • 自分の世界を広げたら、やりたいことが明確になるのか?
  • お金がなくても生きる術はあるのか?

子どものように湧き上がる自分への疑問に、きちんと向き合うことはできますか?

むらりん

意外と超絶ムズくね?

ミサトさんが、車1台と少しのお金だけを頼りに、行先のない長期旅に向かうことって、ただの甘ちゃんなんですかね?
私は相当勇気のあることだと思います。

多くの人が、「みんな辛くても働いているんだ!それが社会というものなんだ!」と、言いつけ通りに社会のルールを守っています。
もちろん、納得した仕事に就いて、充実した社会人生活を送っている人がいるのも分っていますが、あのTwitterの炎上具合を見ていると、みんな苦しいんだなと思えてなりません。

むらりん

偉そうなことを言っていますが、何を隠そう、ワイもそうです!!

世の中には、ミサトさんと同じように、社会に馴染めずに「自分のいるべき場所はここじゃないのかも?」と違和感を持ちながら生きている人も少なくないと思います。

私もその内の一人な気がします。
でも、「こんな仕事、いつでも辞めてやる!」と心の中で悪態をつきながら、怖くていつまでもしがみついているのが現状なんですが。

やはりポイントは、そこから行動に移す人は結構少ないんじゃないか?ということです。

だから、自分の肩書が何もない中で、いつまで続くかも分からない旅に出て、批判覚悟でテレビにまで出るミサトさんは、強いなと思いました。

人生は旅だし、長いとも限らない

私は今、医療事務として病院で働いています。
医療現場で働いていると、「人生は何が起こるか分からないし、意外と短いかも知れないな」って思います。

そして、人生はまったく平等でもありません

だから、自分自身の課題と向き合って、自分の悔いのない人生にできたらそれで良いんですよね。

知らない土地を旅行していて、「ここで生まれたらどんな人生だったかな?」って思ったことはありませんか?

私はそう感じる度に、「生まれた場所も意思があって選んだわけじゃないし、今から突拍子もなく引っ越してみたらどうなるかな?」って妄想したりします。
でも、妄想で済ませず、気になるならやってみたらいいんじゃないかな?って、ふと思いました。

あの放送を観て、私みたいに「ちょっとやる気になったかも!」って思った人が日本に何人もいるでしょうから、それだけでミサトさんの旅には意味があったんじゃないですかね。

むらりん

いや!誰に勇気を与えなくたって意味があるに決まってるだろ!
自分の課題と向き合うことが大事だって自分で言ったくせに!

さあ、今日も歩け

私の人生はあと何年残されているのかは分かりませんが、体感的にはまだまだ全然遠くまで歩けていませんね。

むらりん

Web制作に関しては、まだ庭で準備体操しているくらいですよ…。

失敗しても、笑われても、目標を見失っても、それは進んでる証拠ということで、自分を信じてやるしかありません。
「今やっていることが正しいのか分からない…」
そんな悩みは逆に正常なんじゃないか?とも思います。

むらりん

いや、ホント!結構苦しい時あります…。
進んでいる方向が合っているのか?むしろ進んでいるのかも不明だったり!!

何者でもないミサトさんが私に投げかけた問いは結構大きかったです。
世間の炎上に負けずに、マイペースに旅を続けてほしいですね。

今日は以上です。
読んでいただき、ありがとうございましたヽ(`・ω・´)ノ イェイ!!